安く仕入れて、高く売る
「安く仕入れて、高く売る」はビジネスの基本。
だけど、会社の通常業務でこれを当てはめて考えたことはなかった気がしました。
特に「安く仕入れて」の部分。
スマートフォンで考えると、消費者受けのための機能とオペレーターが要求する機能を開発していると思います。
しかし、もしその機能をやる、やらないで比較して、同じ価格で同じ数量しか売れないような場合、その機能は開発しない方が「安く仕入れている」ことになります。
ただ、端末の1機能の場合、それがよっぽどキラー機能でない限り、その機能による売上の貢献度を計測することは難しいのですが。
ただ、開発や業務において、局所的に最適化を目指したり、ないよりはあった方が良い機能開発したりしてしまうことがあります。
それにより、やらなくてもよいことをやったり、さほど効果が得られないことに対して必要以上の工数をかけると、「高く仕入れて」しまっていることになるのです。
このようなことを避けて、効果をもたらすことに集中し、なるべく開発を最適化して、「安く仕入れる」ことを目指す。
これを心がけることで、今まで違った観点で仕事ができそうです。